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仕事(Web開発)していく中で感じた事とか、サッカーネタとか

前編後編の映画は前編を見逃すことがないように有料配信しよう!

タイトルは「ちはやふる」のことです。
ちはやふる 上の句」本当に観に行きたかった…

ここのところ前編後編に分かれた映画が多いです。
まぁいろいろと理由はあるんでしょう。
原作の魅力を損ねないためには、無理に2時間におさめるのではなく
4時間分時間をとったほうが話が作りやすいとか。
単にそのほうが稼げるから、とか。


ただ気になるのはその公開の間隔。
だいたい前編の公開が終わってすぐに後編がスタートすることが多いです。
まぁ撮影も編集も一気にやってしまえば、立て続けに公開できるので
変に間隔あけて世間から忘れ去られるよりは
一気にやってしまおう、という気持ちもわからなくはないです。

ただこれ、明確にマイナスな点があって
「前編の観客動員数を後編が超えることはない」
というものです。
前編が駄作だから後編は見に行かない、というケースももちろんありますが
「前編を見なかった人が後編を観に行くことはない」
からです。
#もちろん例外もあるとは思いますが、一般的に

続けて公開する時点で、後編のターゲットは前編を観た人に限られます。
かつて前編後編で成功したデスノート
後編公開直前にテレビで前編を流しました。
業界では賛否両論あったみたいですが、こちらの視点で言えば
こんなにありがたい話はないです。
前編を見ることができなかった人も、これによって後編のターゲット層に含まれることになりました。
寄生獣も同じくですね。

一方進撃の巨人はすぐに後編を公開しました。
当然テレビで前編を流す暇はありませんでした。DVDも発売されていません。
結果として後編は動員数を大きく落とすことになりました。

ちはやふる 上の句」はTwitterを見ている限りとても評判がいいです。
だからこそ、このまますぐ下の句が公開されてしまうのが残念だったりもします。
少なくとも自分は後編も観に行くことができない。
さすがに続き物で、最初のものを観ずに後のものから観るのは避けたいです。

そこで映画業界の方には是非考えてもらいたい。
映画の公開と同時にオンデマンド配信することを。
映画館の値段とあまりに差があると、みんな配信で観てしまうので
映画館の値下げと同時にオンデマンド配信を行う、というのがいいと思います。

例えばの価格設定としては
映画館:1200円
配信:800円
とする。
映画館の収入が単純に2/3になってしまうが
安くなった分来る人も増えるはず。
映画館で観る人は、配信で観れるからと行って映画館から足が遠のくことはないと考える。
なぜならあの大スクリーンで観ることに価値を感じているからこそ
映画館で観るはずだから。
ただ、映画館での上映中に配信する、というのは映画館からすると痛手になるので
配給会社の取り分を減らして、映画館の取り分を増やすという流れは必要と思う。
配給会社側はその分配信で取れるので、トータルとしての興行収入はそこまで変わらない、という見立て。

こうすることで前編の公開期間(1ヶ月程度)に映画館に行く時間が取れなかった人でも
後編を観に行くことができるようになる。
トータルで観たらこっちの方が興行収入は増えるのではないか、と思うのです。

いや、ほんと考えてくれないかね。。。
それくらい観たいのよ、こっちは。
でも平日はまずいけないし、土日だってチャンスは10日間くらいしかないし。
だいたい子供のサッカーがあるし、フロンターレの試合もあるし。
まとめ買いのお買い物にもいかないといけないんですよ。

まだまだオンライン化が進んでない業界っていっぱいあって
映画もその1つだと思ってます。
チケットはオンラインで購入できるようになったけど
作品そのものがオンラインで観れてもいいではないか!
せっかくスタッフやキャストが本気で作った作品が
届け方の貧弱さでちゃんと届かない、だなんて悲しいじゃないか。。。


さて、もう一つ問題が。
もうちょい技術系のネタを書こうと思ってブログ再開したのに
全く関係ない話ばかりを書いてしまっているこの状況…
ま、日々思ったことをってスタンスだから、まぁいいのかな。