in the future

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仕事(Web開発)していく中で感じた事とか、サッカーネタとか

チームでの仕事をうまくやるためには、別業界のチームプレイを学ぶべき

完全に個人的な意見です。

僕はWebエンジニアとして、開発チームのリーダーをしばらくやってきたのですが
そのチームを分割してそれぞれリーダーを立てる、
という形で権限譲渡をどんどん進めています。
 
リーダーが変わるというのはチームにとっては大きなことで
「今までと同じやり方を継続しようとする」
パターンの場合、大体うまくいきません。
同じやり方をするためには、同じようなリーダーシップを発揮する必要があります。
表面上のやり方だけ真似しても、しばらくはなんとなく回りますが
すぐに維持できなくなってきます。
それくらいチームというのは繊細なものです。
 
僕のやり方としては
  • 大方針を提示
  • そこへ向かうにあたっての途中駅をいくつか設置
  • 登るために使うツールを説明
  • 個別にチューニングして軌道修正
というイメージで、割とオーソドックスなやり方だと思うのですが
意外とメンバーは4つ目をやってることに気づかれないようです。
なのでそこから新しいリーダーを立てると
しばらくすると動かなくなるんですね。
「改善し続ける必要がある」というのはよく言われていますが
なかなかこれは実際にやってみないとわからないところも多いようです。
 
「どのようにチームビルディングしていくか」
はきちんと考えていかなければならないポイントですが
僕は「他業界に学べ」が効果的だと思ってます。
 
僕が参考にしてる例を挙げます。
  • サッカー
  • ゲーム
  • マンガ
  • バラエティ
  • アイドルグループ
この辺ですね。
引き出しの少なさがモロにばれますね。
 

たとえばサッカー。

川崎在住の身として、もちろんフロンターレのシーズンチケット持ってるくらいにはフロサポなわけですが
メンバー選定からポジションの配置、それぞれに与えられる役割と、試合の流れの作り方。
サッカーは90分後に1点でも多く取っていたチームの勝ちです。
そこを大目標とした場合、90分間をどのように使うか。
うまくいかない(相手の流れになった)時にどう対処するか。
前線が孤立しないためにどうするか。
参考になる部分はそれこそ数え切れないほどあります。
長期的に見ると、リーグ優勝が目的になってくるので、
そこに向けてこの試合はどういう位置付けになるのか?とかもあります。
 
サッカーのチームビルディングは本当に参考になって
例えばアルゼンチン代表は、すごく簡単に言うとメッシのために周りが走り回るという、メッシありきのチーム組んでます。
そういうチームの作り方もありといえばアリだと思います。
絶対的なエースがいるなら、そこに重要なポイントを集約して、周りのメンバーでそれをサポートする。
ただこれいわゆる典型的な属人化なので、エースがコケれば皆コケる状態に陥ります。
 
対比先の規模にかなり差がありますが、Jリーグ湘南ベルマーレは、全員で守って全員で攻めるチームです。
主力はいても、絶対的な存在に集めるようなやり方ではないです。
今期のフロンターレ戦で、左のDFがあげたクロスを右のDFが叩き込んだシーンなんかはまさにその真骨頂だと思います。
一方このやり方は、全員が100%に近い状態で頑張り続けることが求められます。
 
どういった形を選ぶにせよ、目標とメンバー編成があって、そこにリーダーの哲学を加えてチーム作りをするしかない。
メンバーの特性を活かすことを重視したり、目標の達成を重視したり、やり方は様々。

サッカーから学べることだけでこんなにあります。
戦術ブログとかもすごく参考になったり。全く違うジャンルだからこそ、変な先入観を持つことなく、本当に重要なポイントだけをピックアップすることができます。

サッカーだけで書き過ぎてしまったので他は短めにしますが
ゲームだとファイアーエムブレムとか戦場のヴァルキュリアとか
あの手のゲームはやっぱりチーム戦略を考えなければ勝てないので
その点はすごく面白いし、チームプレイを学ぶこともできますね。

漫画だと今はちはやぶるが本当にイチオシなのですが
「団体戦は個人戦、個人戦は団体戦」とか
チームでやる意義とか意味とか、そういったものをすごく強く感じます。
「瑞沢は圧倒的なエゴイストと、圧倒的なリーダーのチームだった」
「その強さを孤立させないようにしてたんだ、真島は。自分自身の強さと声かけで…」
とか、特にここ最近は真島を中心にチームとしての瑞沢が描かれることが多いので
それを強く感じますね。

バラエティは、個人的にひな壇系番組好きなんですが
あれをMCというファシリテーターがいる場だと考えてみると
どうやったらディスカッションが活性化するか、とか
大御所を前にして自分の意見をいかに差し込むか、とか
そういった観点はすごく勉強になります。

そしてアイドルグループ。
ま、一番の有名どころでいえばAKB48になるんでしょうね。
総監督を務めていた高橋みなみが卒業しました。
AKBといえば、かつては前田敦子やら大島優子やらがエースで
今は指原莉乃渡辺麻友あたりに成るんだと思いますが、
でもリーダーは高橋みなみなんですよね。

特に個人的に注目したいポイントとしては
AKB系とアイドリング!!!は、事務所がバラバラなところです。
アイドリング!!!はもう解散しちゃいましたが

ももクロはスターダストですし、モー娘。ハロプロです。
大体はこうして1つの事務所で結成するんですよね。

やはり事務所ごとに方向性も違えば、キャラクターも違ったりするのですが
逆にその方が1つにまとまった時により大きな力になりやすいと思います。
同じ事務所のメンバーを集めると、やはり選択肢が狭くなってしまいます。

しかし複数の事務所から集まることによって、可能性を広げるという選択肢もあるんだ、
ということに気づかせてくれたのはAKB48アイドリング!!!ですね。
もちろんひな壇バラエティも芸人だけでなくいろんなジャンルの人が集まるのですが
長期間チームとして動くわけじゃないので、これはちょっと違うんです。

 

とても長文になってしまった。
とにかくチームビルディングは1日にしてならず。
自分の得意なやりかたが必ずしもハマるわけじゃないし
いろんな視点で物事考えられるようになっておきたいですね。