in the future

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仕事(Web開発)していく中で感じた事とか、サッカーネタとか

生き残るのは強い生き物ではなく、変化に対応した生き物だ #書評 #革命のファンファーレ #西野亮廣

肩書きの多さは既に日本一?のキングコング西野氏。

話題作だから、というよりは
単純にブログ見てて面白い人だなと思っていたのもあり
えんとつ町のプペル」に続いて購入。
#ジャンルが全く違うので「続いて」という表現が正しいのかは謎

ちなみにKindle版です。

本人も散々言ってる(書いてる)とおり
この本に書かれていることは、常日頃から主張していることを
1つの書籍としてまとめたものなので
ブログを見ていればだいたい知っているような話ではある。

ただまさに本質は↓これ

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結局自分が本書を買ったのは「確認作業」だった。
考えてみれば宣伝というのは全て部分的なネタバレなわけで
内容何も知らなかったらそもそも買うわけはない。

あとはどこでどのように情報を出すかが重要で
情報革命のこの時代では情報を制するものが勝つ、ということなんだろう。

 

「若者の○○離れ」という言葉がだいぶ前から聞かれているが
そもそも離れたわけではなくて、単に仕組みが変わったことに
売り手側が気づいていなことがほとんどなんだろうと思う。
そういった中では仕組みを作れる人がやはり強い。

自分は音楽もよく聞くし、読書もよくするが
CDや本はほとんど買わなくなってしまった。
音楽はApple MusicとiTunes Storeで全て賄ってるし
読書の対象はKindle。ジャンプやマガジンもアプリで済ませてしまう。

こういう話をすると
「業界や作者のためには電子版ではなくモノを買うべき」
ということを割と言われたりする。

言いたいことはわかる。
作り手にお金が入らなければ活動を継続できないわけで。
でも消費者側に我慢を強いることになってしまうようであれば
結局それはそう長くは続かないと思う。

それも結局は今の時代に合わせたやり方にシフトしないと
この先は生き残っていけないのではないか、
そういうことなんだろうと思う。

 

そういった「この先の生き残り方」を
この本1冊読むだけでいろいろと考えることができるので
相当コスパのいい本だと思う。
対象者も選ばないし、オススメの本です。

 

 

 

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

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